精神科の診療時間について

  どなたの参考にもならないかもしれないが取りあえず書いておきたい。
 一般的に考えれば、時間を割いて患者のいうことをよく聞いて、という医者がいい医者だと考えられているのかもしれない。けれど私は面接時間は短めの方がいいだろうという考えになった。もちろん時間を割いて介入しなければならない、そういう場合があることは当然のこと。けれど特別介入の必要がないのであれば、ということである。
 今までに期間の長短はあれ接触のあった精神科医は7人か8人(数える気にはならない)。そしてお別れしてから(別の医者になり)あのお医者さん、いいお医者さんだったんだ、と思うようになった医者が二人。二人とも面接時間は短めであった。
 患者の立場になれば、苦しい、辛い、話しを聞いてもらいたい、効果のある薬を出して欲しい、こう思うのは当たり前のことである。けれどそういう患者の訴えに対して、はいそうですか、それでは薬を変えてみましょう、とか薬の分量を増やしましょう、と簡単に応じる医者は考えものかもしれない。

 これでは参考にならないか。