小保方さんと笹井さん

 こんなつまらないブログを書くだけの暇とエネルギーがあれば自分の関心のある本を読むべきなのだろうけれど。
 小保方さんの会見は見なかった。笹井氏の会見はテレビで見た。
 
 私の聞き違いでなければNatureへの論文は1度rejectされていたのだ。それで小保方さんがお偉い方である笹井氏に修正を頼み込んだのであろう。それでacceptされたということなのであろう。

 笹井氏が会見で第四段階しか関与していない、というのは本当であろう。1度はrejectされた論文のどこをどう修正してacceptされるようになったのか、そういうことは一切報道されない。

 笹井氏に頼み込んだ(のであろう)ので小保方さんが、「(笹井氏について)申し訳なさ過ぎる」という言葉が出てくるのも至極当然のことなのだろう。

 報道されないことは全く報道されない。Natureのレフェリーの考えがどうして変わったのか、笹井氏はどう修正したのか。こういう疑問には誰も答えてくれない。

 余談だがレフェリーを広辞苑で引いても大辞林で引いても理系の世界では日常的に使われている意味の(論文などの)審査員、という意味は載せていない。