柄谷行人『憲法の無意識』(岩波新書)

 最後まで読んだわけではない。内容は憲法9条がなくなってしまわないことの理由を探ったもの。こういう説明こそが大切だ、と思う人もいればこんな説明は信用できない、と思う人もいるだろう。右派の人にとっても左派の人にとってもあまりおもしろくない説明かもしれない。特に護憲で頑張っている左派の政治家にとっては許せないかもしれない。
 著者の説明が的を得ているかどうかはそう遠くない将来、結論が出るのかもしれない。
 著者に賛成する、しないにかかわらず読んで損はないと思う。良書かどうかは人によるだろうと思う。

精神科の診療時間について

  どなたの参考にもならないかもしれないが取りあえず書いておきたい。
 一般的に考えれば、時間を割いて患者のいうことをよく聞いて、という医者がいい医者だと考えられているのかもしれない。けれど私は面接時間は短めの方がいいだろうという考えになった。もちろん時間を割いて介入しなければならない、そういう場合があることは当然のこと。けれど特別介入の必要がないのであれば、ということである。
 今までに期間の長短はあれ接触のあった精神科医は7人か8人(数える気にはならない)。そしてお別れしてから(別の医者になり)あのお医者さん、いいお医者さんだったんだ、と思うようになった医者が二人。二人とも面接時間は短めであった。
 患者の立場になれば、苦しい、辛い、話しを聞いてもらいたい、効果のある薬を出して欲しい、こう思うのは当たり前のことである。けれどそういう患者の訴えに対して、はいそうですか、それでは薬を変えてみましょう、とか薬の分量を増やしましょう、と簡単に応じる医者は考えものかもしれない。

 これでは参考にならないか。

片手の郵便配達人

 登場人物がやたらと多い(人名が多数出てくる)ということを別にすれば読みやすい訳だと思う。複雑な小説ではない。戦争文学、ということになるのだろうか。けれど戦場が描かれているわけではない。淡々と叙述は進む。主人公のヨハンは心の優しい青年だということがよく分かる。結末が何とも言いようがない。

法案が違憲ということに関して

 私の無知かもしれない。いや、多分、私の無知なのであろう。
 憲法学者であれそうでなくても、国会外で、この法案は違憲である、と言うことは何の問題もないだろう。テレビであれ新聞であれ集会であれ私的な会話においてであれ。それは表現の自由だし思想の自由だろう。
 けれど国会において、この法案は違憲だ、ということにも何の問題もないのだろうか。法律ではなく法案だから問題ないのだろうか。法律になれば違憲立法審査権最高裁が持っている、はず。
 私のへそまがりなのかもしれない。

よい精神科医とは

 まあどなたかの参考になれば。
 可もなく不可もない、こう感じられる精神科医が多分最も相性がいいということだと思う。私は精神科通いが長引いたけれど、実際にかかっているときには特にいい医者だとは思わなかったけれど、事情で別の医者になって、あああのお医者さん、いい医者だったんだと思うことが今までに2度あった。
 「何だか少し物足りない感じはするけど、(まあいいか)」こう感じるのであればそのお医者さんはいい人だ、相性があっている、とも言える。

 プラックティカルなアドバイスが多い医者は少し考えものかな。私の一番最初の医者がこのタイプだった。いろんなことを教えて下さったとは思うが、今になって思うに果たしてどうだったかな、というところ。

 薬に関しては一般論を書くことは難しい。症状は人それぞれだろうから。

 これでは参考にならないだろうか。

「やすらぎ」コーヒー

 このショップのコーヒーを飲んだからといって心が安らぐというわけではない(と思う。少なくとも私の場合。)。ただこのショップから送られてくるメルマガには好感が持てるのである。素朴な文章だと思う。メルマガだけ登録、というか会員登録だけすることも可能だと思う。お勧めです。
http://www.yasuragi-coffee.jp/

クレジットカード、思うことなど

 こういうのは個人の好みだと思う。一時期クレジットカードに凝ったことがあるけれど結局のところ確かなことは何も分からなかった。

 お得、ということがいいのであれば楽天カードがいいらしい。審査基準も高くはないとのこと。私は一度申し込んで解約しまた申し込んで今も持っている。けれどさっぱり使っていない。
 お得よりは安全確実、ということであれば三井住友がいいと思う。没個性的なカードで取り立てて特徴はない。

 今までに2度不正利用を経験した。セゾンと三井住友。どちらも私に落ち度があった。最終的にはお金を取られることにはならなかった。セゾンの対応は感心しなかった。

 カード会社がどういう具合に審査をしているのか、2ちゃんねるもたまには覗いてみたけれど謎のままである。ほとんど使っていないのにランクが上のカードへのインビテーションが来たり、結構使っているのに限度額が増えなかったりといろいろ。

 つらつら思うに生年月日と住所は嘘が書けない。まあ別の人に代理を頼んで、という手段もあるらしいけど。住所が変わっていなければ信頼度は増す、そんな印象はある。一度落ちても住所が変わっていなければ数年後に再度トライというのはありだと思う。

 平よりゴールドの方が通りやすいという説もある。年会費が多く取れるので儲けになるというわけである。真偽の程は謎。私は一度経験ある。

 オペレーターの対応では私の経験上は三菱東京UFJデビットカードのデスクが最も好感が持てたかな。AMEXもよかった(まだ一度しか電話をしていないけれど)。逆に悪いのはOMC、セゾン。若いときはクレジットカードなんて年会費無料のセゾンカード1枚で十分だろうと思っていたけれど今は全く使っていない。ただ初めてのカードということで記念に解約はしないで持っている。

 シティは会社が変わるのでこれからどうなるのか興味はある。今までは印象はよくなかった。あの会社、感覚的によく分からないのよね。


 (続きはまたいつか)